独立した社会保険労務士の苦労とは?

約5年前、同級生の友人が社会保険労務士の資格を取得して、社会保険労務士事務所を10年ほど在籍した後に独立しました。
それなりに有名で力のある事務所だったので、周りの人間は挙って反対しておりましたが、私は賛成しました。
会社員としてもそれなりに優秀だったようですが、昔から知っている私から見れば、彼は経営者向きのカリスマ性と営業力・アイデア力をもっていたからです。
勿論、社会保険労務士という資格をもっているとか、有名事務所でそれなりの経験があるからと言っても、周りからお金がどんどん入ってくるわけではありません。
事務所のネームバリューも他に負けるわけですから、人間力に加えて他に魅力が大きくないといけません。
結論から書くと、彼は独立後約3年間、ほぼ無料のボランティア的な人脈作りと独自の労務システム作りだけに力を入れ、売上はほとんどなく、赤字経営をすることになりました。
昼は本業で外回り、夜はアルバイトなどをこなしておりました。
必ず成功すると思ってはいても、さすがにこの辺りでは激励することも心許なくなりました。
しかし、4年目に始めて大きな契約をとり、そこからトントントンと大きな企業から依頼があり、5年目には大幅な利益、そこから後は軌道に乗りました。
この職に関わらず、独立する人間には苦労がつきものではありますが、皆そこを乗り越えて成功に辿り着くのですね。